ブラックリング・ホワイトリングとは?アセクシャル・アロマンティックの指輪の意味
Aスペクトラムに関連するシンボルのひとつとして、黒や白の指輪があります。
指輪を身につけることで、自分のアイデンティティを表現したり、同じセクシャリティの人とのつながりを感じたりすることができます。
ここでは、ブラックリングとホワイトリングがどのような意味を持つのか、どの指につけるのかについて紹介します。
ブラックリング(エースリング)とは?
ブラックリングは、アセクシャルのシンボルとして使われている黒い指輪です。
「Ace(エース)」は、アセクシャル(Asexual)の人を表すコミュニティ内の呼び方として使われています。そのため、ブラックリングは「Ace ring(エースリング)」とも呼ばれます。
一般的には、右手の中指に黒い指輪をつけることで、アセクシャルであることを表します。
ブラックリングは2005年6月にAVENのフォーラムで提案されたことが始まりとされています。
【AVENとは?】
2001年にDavid Jayによって設立された、アセクシャルに関する情報発信や当事者同士の交流を目的としたオンラインコミュニティです。正式名称は Asexual Visibility and Education Network。
アセクシャルについて英語で検索すると、かなり頻繁にAVENが出てくるくらい、長い歴史を持つコミュニティです。
ホワイトリング(アロリング)とは?
アロマンティックにも、指輪をシンボルとして身につける文化があります。
ホワイトリングは、アロマンティックのシンボルとして使われている白い指輪です。
「Aro(アロ)」は、アロマンティック(Aromantic)の人を表すコミュニティ内の呼び方として使われています。そのため、ホワイトリングは「Aro ring(アロリング)」とも呼ばれます。
一般的には、左手の中指につけるとされています。これは、右手の中指につけるブラックリング(エースリング)と対になるような形で考えられています。
ただし、ホワイトリングは、ブラックリングのように広く統一されたルールとして知られているものではなく、身につけるかどうかや、どのような指輪を選ぶかは人によって異なります。
指輪をつける意味
指輪を身につける理由は、人それぞれです。
自分のセクシャリティを表現したい人もいれば、自分自身のアイデンティティを確認するためにつける人もいます。
また、同じシンボルを身につけている人を見つけることで、「自分だけではない」と感じられることもあるかもしれません。
大きな声で説明しなくても、自分らしさをそっと表現できる。
それも、指輪というシンボルの魅力のひとつです。
ただし、黒い指輪を右手の中指につけている人が、必ずアセクシャルというわけではありません。
ファッションとして身につけている場合もあるため、指輪だけで相手のセクシャリティを判断することはできません。
まとめ
ブラックリング・ホワイトリングは、Aスペクトラムに関連するシンボルのひとつです。
アセクシャルは黒い指輪を右手の中指に、アロマンティックは白い指輪を左手の中指に。
ただし、指輪はあくまで個人が選んで身につけるシンボルです。
指輪をつけているからといって、その人のセクシャリティを外から決めつけることはできません。
自分が自分らしくいられるものとして、好きな形で取り入れてみてください。
【参考文献・参考サイト】
・Asexual Visibility and Education Network(AVEN)
・Asexuality Archive「Black Rings」
・Wikimedia Commons「Aromantic Ring」
関連する記事

